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フジ日本、のむら産業、タマホームなど

発行済 2023-05-30 15:17
更新済 2023-05-30 15:30
© Reuters.
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(TYO:3110) 日東紡 2300 +131大幅続伸。
東海東京証券では投資判断「アウトパフォーム」継続で、目標株価を2500円から2880円に引き上げている。
スペシャルガラスの販売回復を見込むことを評価引き上げの背景に。
これまでスペシャルガラスの販売増加局面では、PBRは概ね1倍を上回っていると指摘している。
24年3月期営業利益は会社計画40億円に対して47億円を予想、25年3月期は約9割増益を想定しているようだ。


(TYO:7131) のむら産業 1212 +114急伸。
前日に上半期業績予想の上方修正を発表している。
営業利益は従来予想の1.5億円から2.5億円、前年同期比28.8%増に引き上げ。
包装関連事業は外食関連の需要回復傾向がみられていること、物流梱包事業は環境配慮型の資材等が堅調に推移していることで、それぞれ想定以上に堅調な推移となっているもよう。
据え置きの通期予想に関しても上振れの可能性は高いとの見方になっている。


(TYO:6297) 鉱研工業 482 +41大幅続伸。
中期経営計画の上方修正を前日に発表している。
25年度売上高は従来計画の87.2億円から110億円に、営業利益は8.7億円から11億円にそれぞれ上方修正。
22年度実績はそれぞれ、82.1億円、2.6億円であった。
地盤調査ボーリング市場に強みを持つクリステンセン・マイカイの子会社化効果を反映しているようだ。
あらためてM&A効果への期待が高まる状況とみられる。


(TYO:2114) フジ日本 652 +100ストップ高。
国内の一般投資先より配当金669百万円を受領する見込みになったと発表、つれて、24年3月期業績予想の修正を発表している。
営業利益は17.5億円から16.5億円に下方修正したが、経常利益は19.5億円から25億円にまで上方修正。
加えて、中間配当の実施と合わせて、年間配当金を従来計画の17円から30円にまで引き上げることを発表。
利回り妙味も一気に強まる状況となっている。


(TYO:4813) ACCESS 1022 +150ストップ高比例配分。
前日に第1四半期決算を発表、営業利益は3.6億円で前年同期7億円の赤字から黒字転換へ。
据え置きの上半期計画は12.9億円の赤字見通しであり、想定以上の収益改善にポジティブなインパクトが強まっている。
とりわけ、米国子会社IP Infusionが記録的な成長を遂げるなど、案件受注が前倒しで進んだネットワーク事業がけん引する形になっている。


(TYO:6951) 日電子 4855 +385大幅続伸。
東海東京証券では投資判断を「ニュートラル」から「アウトパフォーム」に格上げ、目標株価も4400円から6000円に引き上げている。
マルチビームマスク描画装置が24年3月期下期から回復軌道に入るとみられることが評価材料のもよう。
3nm対応かつ現行機種のスループットが約2倍に向上した製品の納入開始により、産業機器事業の営業利益率は24年3月期第2四半期を底に改善すると予想している。


(TYO:1861) 熊谷組 3060 +151大幅続伸。
前日に提出された大量保有報告書によると、オアシス・マネジメントが7.07%を保有する大株主となっていることが明らかに。
保有目的は、ポートフォリオ投資および重要提案行為等としている。
オアシスはアクティビストファンドと知られ、東芝や東京ドームなどのTOBで存在感を示している。
今後は一段の株価向上策への要求などが思惑視される動きとなっているようだ。


(TYO:6569) 日総工産 852 +42大幅続伸。
SBI証券では投資判断「買い」を継続で、目標株価を1160円から1280円に引き上げている。
24年3月期後半からの半導体向け人材需要回復を前提に、25年3月期の1人当たり売上高は稼働増加を踏まえて上方に見直しているもよう。
つれて、25年3月期営業利益は従来予想の49.4億円から54.4億円、前期比39.5%増に上方修正。
業界ごとに特化した人材育成への戦略転換なども評価のもよう。


(TYO:7745) A&Dホロン 1658 +159急伸。
岡三証券では投資判断「強気」を継続で、目標株価を1600円から2000円にまで引き上げている。
収益性の高い半導体関連事業の拡大が成長シナリオと考えられ、これが徐々に具現化する局面とみているようだ。
同社製品は競合他社が少なく、先端領域に強みを持っている点が評価できるなどとしている。
今後も安定した売上・利益成長が続くと予想しているようだ。


(TYO:1419) タマホーム 3630 -490急落。
本日は5月末の配当権利落ち日となっており、手仕舞い売りの動きが優勢になっている。
同社は23年5月期の年間配当金は170円であり、かつ、5月、11月末の株主にはクオカード500円分(3年以上保有は1000円分)が贈呈される。
前日終値をベースとした配当・優待利回りは最大で4.6%の水準となる。
なお、住江織物、ファーストコーポなど、本日の下落率上位は5月決算銘柄で占められる状況に。

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