[30日 ロイター] - 米ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)は30日、コンシューマーヘルス部門ケンビューのスピンオフ(分離・独立)後ベースの今年通期利益見通しを初めて公表した。調整後1株利益は10─10.10ドルで、レンジの中心で見た増益率は12.5%となる。
J&Jはこのほどケンビューとの株式交換手続きを完了し、ケンビュー株の持ち分は9.5%に下がっている。
7月にJ&Jは、人工関節に対する需要や新型コロナウイルスのパンデミックで先送りされてきた各種手術の件数回復、インフレ鈍化などを想定し、今年は力強い成長が見込めると表明していた。