[モスクワ 1日 ロイター] - ロシア大統領府のペスコフ報道官は1日、英防衛大手BAEシステムズがウクライナに現地法人を設立したと発表したことについて、ロシアに対して使用される兵器を製造する施設はロシア軍の標的になると述べた。
同報道官は記者団の質問に対し「当然、兵器を製造する施設はロシア軍の特別な注意の対象となる。特にその兵器がわれわれに対して使用される場合はそうだ」と発言。今回の動きがウクライナ紛争の行方に影響を及ぼしたり、戦闘の縮小につながることはないと述べた。
BAEシステムズは前日、ウクライナに現地法人を設立したと発表。兵器・装備品の供給拡大に向けた契約をウクライナ政府と締結したことを明らかにした。