[日本インタビュ新聞社] - ■自社株買いの上限は発行株数の6.12%のため期待大
INPEX<1605>(東証プライム)は9月4日、一段高で始まり、取引開始後は2149.5円(48.5円高)まで上げて約4週間ぶりに高値を更新し、2008年以来の水準に進んでいる。NY原油相場が指標となる先物で前週末にかけて1バレル85ドル台に乗り、2022年11月以来の高値に進んだことや、8月から12月まで実施中の自社株買いが好感されている。石油資源開発<1662>(東証プライム)、出光興産<5019>(東証プライム)なども高い。
原油相場を取り巻く環境は、ロシアの輸出減にサウジアラビアの自主減産が加わり需給がタイトになっているとされる。INPEXの自社株買いは、取得株数8000万株(自己株式を除く発行済株式総数の6.12%を上限としているため株式価値向上効果が大との期待がある。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)