Amy-Jo Crowley
[ロンドン/ニューヨーク 4日 ロイター] - 英銀行大手バークレイズは、英国の加盟店向けに決済処理を行う部門の株式売却を検討している。関係者4人がロイターに語った。
バークレイズは資本調達だけでなく、事業拡大のための戦略的ノウハウを持つパートナーを迎えることも検討しているが、どの程度の株式を売却するかはまだ決めていないという。
関係者によると、決済部門の評価額は少なくとも20億ポンド(25億ドル)になる可能性がある。
株式売却の協議は、加盟店獲得からクレジットカード・サービスに至るグローバルな決済事業の見直しの一環という。
バークレイズは夏に国内の加盟店獲得部門に関するプレゼンテーションを入札候補に送ったが、計画はまだ変更や中止の可能性もあると2人の関係者は述べた。
バークレイズの広報担当者は「憶測についてはコメントしない」とし、事業は引き続き好調で、グローバルな決済事業の成長は優先事項だと説明した。