[モスクワ 14日 ロイター] - トルコとロシアがトルコ国内に天然ガスの輸出ハブを作る計画が難航している。運営権などの問題を巡り両国が対立しているためという。関係筋がロイターに明らかにした。
ロシアのプーチン大統領は昨年、ロシアと欧州を結ぶ主要パイプライン「ノルドストリーム」が爆破されたことを受け、トルコに輸出ハブを作ることを提案した。
ある関係者は、どちらが輸出ハブを管理すべきかといった点で両国が対立しており、計画に遅れが出ていると説明した。
ロシアの国営天然ガス会社ガスプロムに近い関係者は、管理に関する問題があることを認めた。
ガスプロムとトルコのエネルギー省はコメントの要請に応じていない。