[18日 ロイター] - モーニングスターのデータによると、8月のアクティブ運用型の上場投資信託(ETF)への資金流入額は98億ドルで、パッシブ運用型ETFの95億ドルを上回った。
指数に連動するパッシブETFはここ数十年、大量の投資マネーを引き付けてきた。データ分析のベタファイによると、パッシブETFの運用資産は2011年の1兆ドルから足元では7兆500億ドルに拡大している。
一方、モーニングスターは、アクティブETFとパッシブETFの運用資産の差は縮小していると指摘。8月時点でアクティブETFの資産はETF全体の6%に過ぎなかったが、2020年12月の3.29%からはほぼ倍増している。年初からの資金流入額も全体の23%を占めている。
モーニングスターのパッシブ戦略担当リサーチアナリスト、ライアン・ジャクソン氏「アクティブETF商品に人気が集まっていることには間違いない」と指摘する。