[香港 19日 ロイター] - 中国不動産開発大手の碧桂園(カントリー・ガーデン)は返済延長を求めた人民元建て債8本のうち、残る1本についても債権者の承認を得た。事情に詳しい2人の関係筋が明らかにした。
残る1本は子会社の広東騰越建築工程が発行した4億9200万元(6700万ドル)の元建て債で、碧桂園は債権者による投票を3回にわたり延期していたが、18日に投票が行われ、3年の償還延長が承認されたという。
広東騰越は2億元以上に担保を付けることで合意している。
碧桂園は108億元相当の人民元建て債8本について3年間の償還延長を提案。このうち7本は既に債権者の合意を取り付けていた。