[北京 23日 ロイター] - 中国政府系投資会社の中央匯金投資は23日に同社のウェブサイトで、上場投資信託(ETF)を購入したと発表した。「将来的に(ETFの)保有を増やし続ける」と、今後も購入を継続する方針を示した。 購入したETFについて詳細は明らかにしなかった。
中国では株式相場が下落し、4年半ぶりの安値を付けた。中央匯金投資は2週間前に、政府が一連の株価てこ入れ策を打ち出したのに続いて「四大銀行」の株式を買い増した。
中央匯金投資は2015年に株式相場が急落した際にもETFを購入している。
中国人民銀行(中央銀行)は先週末、株式、債券、外国為替市場におけるリスクの伝播を防ぎ、金融市場の安定的な運営を確保すると表明した。