Douglas Gillison Chris Prentice
[1日 ロイター] - 米連邦預金保険公社(FDIC)は、5月に破綻した米中堅銀行ファースト・リパブリック銀行の幹部や取締役員による不正行為の可能性について調査している。広報担当者が1日に確認した。
FDICのグルエンバーグ総裁は3月、シリコンバレー銀行(SVB)とシグネチャー・バンクの破綻に関連した不正行為の可能性を調査していると明らかにしていた。
FDICはこの2行と同様にファースト・リパブリックの幹部や取締役が銀行の最善の利益のために行動することを義務付ける規則に違反したかどうかを調査している。
不正があった場合、元幹部・取締役は連邦法に基づき、銀行業界から追放され、罰金を科される可能性がある。
ファースト・リパブリックのマイケル・ロフラー前最高経営責任者(CEO)兼社長、ジェームズ・ハーバート前会長からのコメントは得られていない。同行の独立役員の弁護士もコメント要請に応じていない。