■市場動向と同社の業界ポジション
世界の金型用部品の市場については、自動車やスマートフォンなどのエレクトロニクス製品の市場拡大を背景に、2010年以降緩やかな成長が続いており、とりわけ中国や東南アジアなど新興国での市場が拡大している。
こうしたなかで、金型用部品の市場規模は金型市場の約7%程度とみられ、2014年で4,900億円、2015年で5,000億円超の規模になるとパンチ工業 (TOKYO:6165)ではみている。
同推計に基づき同社の地域別業界シェアで見ると、日本では約20%とミスミグループ本社 (TOKYO:9962)に次ぐ2位、中国では約10%でトップシェア、世界で見ると約7%となる。
ただ、金型用部品も千差万別で、同社が手掛ける精密金型部品で絞れば、実際のシェアはもう少し高くなっているとみられる。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
こうしたなかで、金型用部品の市場規模は金型市場の約7%程度とみられ、2014年で4,900億円、2015年で5,000億円超の規模になるとパンチ工業 (TOKYO:6165)ではみている。
同推計に基づき同社の地域別業界シェアで見ると、日本では約20%とミスミグループ本社 (TOKYO:9962)に次ぐ2位、中国では約10%でトップシェア、世界で見ると約7%となる。
ただ、金型用部品も千差万別で、同社が手掛ける精密金型部品で絞れば、実際のシェアはもう少し高くなっているとみられる。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)