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インタビュー:日本株ファンド、5年で2倍以上に PBR改善など背景=オービス日本社長

発行済 2023-12-18 16:41
更新済 2023-12-18 16:45
© Reuters.  12月18日 資産運用会社、オービス・インベストメンツ日本法人の時国司社長は、ロイターとのインタビューで、運用する日本株ファンドの規模が5年間で倍以上の約4700億円に

Ritsuko Shimizu Makiko Yamazaki

[東京 18日 ロイター] - 資産運用会社、オービス・インベストメンツ日本法人の時国司社長は、ロイターとのインタビューで、運用する日本株ファンドの規模が5年間で倍以上の約4700億円になっていると明らかにした。東京証券取引所が株価純資産倍率(PBR)の改善を求めたことなどから割安株の修正が材料となっていたことも背景にある。

時国社長によると、日本株ファンドの規模は5年間で約2000億円から4700億円に拡大した。「国内外の投資家から需要が増えている」という。

投資先については「日本株は、去年、今年とかなり超過収益となっており、銘柄入れ替えも必然的に平均以上の頻度で行っている」とし、夏頃には上位にあった銀行株は、マイナス金利解除はかなり織り込まれたとして一部を売却、トップ10から姿を消した。

現在は、海外でも積極的に事業展開し、国内ではコロナ禍からの客の戻りが期待できるアサヒグループホールディングスが最も多く、引き続き、サンドラッグ、ツルハホールディングスなどのドラッグストアも、合従連衡や調剤薬局・スーパーマーケットからシェアを奪うことなどを背景に成長余力があるとして保有上位にある。

日本では、大正製薬ホールディングスなど株式市場への上場を自ら廃止する企業が増えている。時国社長は「上場していることのメリット・デメリットをしっかり考える会社が増えてきたというのは自然な流れ」とし、日本株への投資に対しては「資本市場が正しい方向に向かい始めている動きは非常にポジティブ」と評価している。

一方、時国社長はファンド規模が拡大する中で「数千億円規模で断っている。断っている金額の方が大きい」ことも明らかにした。長期投資に耐えられる投資家を求めており短期で収益を考える投資家や手数料引き下げを求める投資家などは断っているという。

*インタビューは14日に実施しました。 

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