[北京/上海 22日 ロイター] - 米電気自動車(EV)大手テスラは、大型蓄電池「メガパック」の製造工場用地を上海で取得した。中国国営の新華社通信が22日に伝えた。
これとは別の21日付政府発表文によると、テスラは19.7ヘクタールの土地使用権取得に2億2242万元(3113万ドル)を支払った。土地は「モデル3」と「モデルY」を生産する既存テスラ工場の近くに位置する。
テスラからは今のところコメントを得られていない。
新華社によると、新工場は年間1万個のメガパックの生産が可能。着工は来年第1・四半期。生産開始は第4・四半期の予定。当初の予定より後ずれした。
同社は4月、今年第3・四半期に着工し、来年第2・四半期に生産を始めると表明していた。
テスラが上海で操業するEV製造工場「ギガファクトリー」の年間生産能力は110万台。上海のEV生産能力拡大に必要な認可はまだ取得していない。
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