[東京 4日 ロイター] - 4日の株式市場で、鹿島や大成建設など大手ゼネコン株が逆行高となっている。能登半島地震の発生を受けて、復興需要の高まりへの関心から物色が向かっている。
鹿島や大成建設、大林組が4%高、清水建設が3%高となっている。市場では「思惑が先行しているが復興予算も注視したい」(国内証券のアナリスト)との見方もある。
応用地質などの建設コンサルや、太平洋セメントなど建設素材の一角は堅調。防振・制振製品を手掛けるSWCC、火災報知器のホーチキ、能美防災、ブルーシートなどの萩原工業も高い。