*15:38JST キャリアリンク Research Memo(8):安定配当を継続実施していく方針
■株主還元策とSDGsの取り組み
1. 株主還元策
キャリアリンク (TYO:6070)は株主還元策として、配当金と株主優待制度を導入している。
持続的な成長を図るための事業展開と経営基盤強化のために必要な内部留保を確保しつつ、経営成績並びに経営全般を総合的に判断し、適正で安定した配当を継続実施していくことを配当の基本方針としている。
2024年3月期の業績は下方修正したものの、同配当方針に基づき1株当たり配当金は前期比10.0円増配となる120.0円(配当性向67.1%)と4期連続の増配を予定している。
また、中期経営計画期間においてもベースラインの利益確保が見込めることから120.0円を維持する方針だ。
株主優待制度では、毎年9月末に株主に対して保有株式数及び保有期間に応じてQUOカードを贈呈する。
具体的には、100株以上200株未満で500円相当、200株以上500株未満で1,000円相当、500株以上で2,000円相当を贈呈する。
また、3年以上継続保有している株主については、200株以上300株未満で2,000円相当、300株以上400株未満で3,000円相当、400株以上500株未満で4,000円相当、500株以上で5,000円相当のQUOカードを贈呈するなど長期的に株式を保有する安定株主に対して還元を充実させている。
配当金と株主優待を合わせた単元株主の利回りは5%台となる(12月27日終値2,295円で算出)。
2. SDGsへの取り組み
同社は、企業理念である「すべての人に働くよろこびを」のもと、雇用の拡大や様々な業種及び働く機会の提供等を通じて、持続可能な社会への貢献を果たしていくことが重要な経営課題であると認識し、サステナビリティに関するマテリアリティを特定し、それぞれの課題に対して取り組みを推進している。
特に「人材育成」「人材の多様性確保」及び「社内環境整備」については、各種施策と具体的な指標及び2024年3月期の目標を設定しており、中長期での指標の設定については今後社内で検討していくことにしている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
1. 株主還元策
キャリアリンク (TYO:6070)は株主還元策として、配当金と株主優待制度を導入している。
持続的な成長を図るための事業展開と経営基盤強化のために必要な内部留保を確保しつつ、経営成績並びに経営全般を総合的に判断し、適正で安定した配当を継続実施していくことを配当の基本方針としている。
2024年3月期の業績は下方修正したものの、同配当方針に基づき1株当たり配当金は前期比10.0円増配となる120.0円(配当性向67.1%)と4期連続の増配を予定している。
また、中期経営計画期間においてもベースラインの利益確保が見込めることから120.0円を維持する方針だ。
株主優待制度では、毎年9月末に株主に対して保有株式数及び保有期間に応じてQUOカードを贈呈する。
具体的には、100株以上200株未満で500円相当、200株以上500株未満で1,000円相当、500株以上で2,000円相当を贈呈する。
また、3年以上継続保有している株主については、200株以上300株未満で2,000円相当、300株以上400株未満で3,000円相当、400株以上500株未満で4,000円相当、500株以上で5,000円相当のQUOカードを贈呈するなど長期的に株式を保有する安定株主に対して還元を充実させている。
配当金と株主優待を合わせた単元株主の利回りは5%台となる(12月27日終値2,295円で算出)。
2. SDGsへの取り組み
同社は、企業理念である「すべての人に働くよろこびを」のもと、雇用の拡大や様々な業種及び働く機会の提供等を通じて、持続可能な社会への貢献を果たしていくことが重要な経営課題であると認識し、サステナビリティに関するマテリアリティを特定し、それぞれの課題に対して取り組みを推進している。
特に「人材育成」「人材の多様性確保」及び「社内環境整備」については、各種施策と具体的な指標及び2024年3月期の目標を設定しており、中長期での指標の設定については今後社内で検討していくことにしている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)