[ラスベガス 8日 ロイター] - パナソニックホールディングス傘下のパナソニックオートモーティブシステムズ(PAS)は、家電IT見本市「CES」のメディア向けイベントで、車載コンピューターの処理速度向上と軽量化を可能にする新たなプラットフォームを公開した。さまざまな電子制御ユニット(ECU)を統合し、運転支援やエンターテインメントの機能を管理するという。
世界的に電気自動車(EV)への移行が進む中で、各自動車メーカーは車載コンピューターのソフトウエアで他社との差別化を図ろうとしており、サプライヤーがこれに協力する構図となっている。
PASによると、このプラットフォームは余計な部品をなくすことでコストや重量を減らし、自動車の内部構造簡素化に貢献する。