[19日 ロイター] - JPモルガンのデータによると、米資産運用会社ブラックロックの現物ビットコイン上場投資信託(ETF)は、最初の4日間の取引で運用資産が10億ドルを超えた。
米証券取引委員会(SEC)は先週、現物ビットコインETF11本を承認したが、運用資産が10億ドルを超えたのはブラックロックが初めて。
人気が高いのはブラックロックとフィデリティのETF。手数料の安さや知名度が理由とみられる。
ブラックロックのiシェアーズ・ビットコインETFの運用資産は17日時点で10億7000万ドル。次にフィデリティのワイズオリジン・ビットコインETFの8億7460万ドルが続いた。
新たに発売された9本のETFには取引最初の4日間で合計29億ドルが流入した。
ただ、クローズドエンド型ファンドからETFに転換したグレイスケール・ビットコイン・トラストは新たに発売されたETFの中で最も手数料が高く、最初の4日間で16億2000万ドルが流出した。