Hitoshi Ishida
[東京 29日 ロイター] - ジーエス・ユアサ コーポレーションは29日、連結子会社のGSユアサが電気自動車向け電池で三菱商事、三菱自動車との合弁を解消すると発表した。両社が保有するリチウムエナジー ジャパン(LEJ)の株式を取得し、LEJの事業をGSユアサが譲り受ける。株式の取得価額は開示していない。
GSユアサと三菱商事、三菱自動車は2007年に電気自動車およびプラグインハイブリッド車向けのリチウムイオン電池を製造・販売する合弁会社としてLEJを設立、運営していた。
今後、車載用やESS(電力貯蔵システム)用リチウムイオン電池の需要拡大が見込まれ、機動的かつ効率的な経営を行うため、グループとして再編を行うことが合理的だと判断した。