[9日 ロイター] - 米銀持ち株会社ニューヨーク・コミュニティ・バンコープ(NYCB)の株価が9日の取引で7%超上昇。同社幹部が計80万ドル超相当の自社株を購入したことが、規制当局への開示文書から明らかになった。
7日に就任したアレッサンドロ・ディネロ会長による5万株(20万9480ドル分)の購入も含まれる。
予想外の赤字決算を発表した1月末以降、NYCB株は約60%急落。その後、投資家の信頼回復に向けた措置が実施されており、幹部による自社株購入も株価下支えを狙った策とみられる。
KBW地方銀行株指数も年初来約11.7%値下がり。9日の取引では小安く推移している。