*08:30JST ハイテク株への資金流入が意識されやすい
7日の日本株市場は、買い先行で始まり、その後も押し目買い意欲の強さが意識されやすい相場展開になりそうだ。
6日の米国市場は、NYダウが75ドル高、ナスダックは91ポイント高だった。
雇用関連指標が労働市場のひっ迫緩和を示唆したため、年内の利下げ期待が強まり、買い優勢の展開。
また、米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は下院金融委員会での議会証言で、利下げを急がない方針を再表明すると同時に、年内いずれかの時点で利下げが適切になる可能性が高いと言及すると、相場は終日堅調に推移した。
シカゴ日経225先物清算値は大阪比250円高の40330円、円相場は1ドル149円30銭台で推移している。
日経平均株価はシカゴ先物にサヤ寄せする格好から、買い先行で始まりそうだ。
日経225先物はナイトセッションで開始直後に一時39990円を付けた後はリバウンド基調を強め、終盤にかけて一時40570円まで買われる場面も見られた。
4万円処での押し目買い意欲の強さが見られたほか、米国では半導体株が買われており、指数インパクトの大きい値がさハイテク株に資金が向かいやすいだろう。
また、明日の3月限の先物・オプション特別清算指数算出(SQ)を控え、先物市場では限月交代に伴うロールオーバーが中心になりやすい。
そのため、積極的に仕掛けてくる動きは限られると考えられる。
ただし、前日には39670円まで下げた後に4万円を回復し、ナイトセッションで40500円台に乗せる場面を見せるなか、ヘッジ対応の動きが強まる可能性はありそうだ。
日経平均株価は米国の重要イベントを迎えるなかで調整が続いていたが、4万円近辺での押し目買い意欲の強さがうかがえた。
この調整で支持線として機能しているボリンジャーバンドの+1σ水準に接近してきたこともあり、リバウンドが意識されやすいタイミングでもあろう。
7日にもパウエル議長の議会証言が予定されているものの、改めて警戒する流れには向かわないと考えられ、米雇用統計の発表を控えているが、ADP雇用統計の結果を受けて、過度な警戒感は高まらないだろう。
日経平均株価の最高値更新が意識されるなか、短期筋のショートカバーが強まりやすいほか、買い遅れていた投資家においても、エントリータイミングを引き上げさせそうだ。
物色の流れとしてはハイテク株への資金流入が意識されやすいほか、配当志向の物色についても、強まりやすいとみておきたい。
6日の米国市場は、NYダウが75ドル高、ナスダックは91ポイント高だった。
雇用関連指標が労働市場のひっ迫緩和を示唆したため、年内の利下げ期待が強まり、買い優勢の展開。
また、米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は下院金融委員会での議会証言で、利下げを急がない方針を再表明すると同時に、年内いずれかの時点で利下げが適切になる可能性が高いと言及すると、相場は終日堅調に推移した。
シカゴ日経225先物清算値は大阪比250円高の40330円、円相場は1ドル149円30銭台で推移している。
日経平均株価はシカゴ先物にサヤ寄せする格好から、買い先行で始まりそうだ。
日経225先物はナイトセッションで開始直後に一時39990円を付けた後はリバウンド基調を強め、終盤にかけて一時40570円まで買われる場面も見られた。
4万円処での押し目買い意欲の強さが見られたほか、米国では半導体株が買われており、指数インパクトの大きい値がさハイテク株に資金が向かいやすいだろう。
また、明日の3月限の先物・オプション特別清算指数算出(SQ)を控え、先物市場では限月交代に伴うロールオーバーが中心になりやすい。
そのため、積極的に仕掛けてくる動きは限られると考えられる。
ただし、前日には39670円まで下げた後に4万円を回復し、ナイトセッションで40500円台に乗せる場面を見せるなか、ヘッジ対応の動きが強まる可能性はありそうだ。
日経平均株価は米国の重要イベントを迎えるなかで調整が続いていたが、4万円近辺での押し目買い意欲の強さがうかがえた。
この調整で支持線として機能しているボリンジャーバンドの+1σ水準に接近してきたこともあり、リバウンドが意識されやすいタイミングでもあろう。
7日にもパウエル議長の議会証言が予定されているものの、改めて警戒する流れには向かわないと考えられ、米雇用統計の発表を控えているが、ADP雇用統計の結果を受けて、過度な警戒感は高まらないだろう。
日経平均株価の最高値更新が意識されるなか、短期筋のショートカバーが強まりやすいほか、買い遅れていた投資家においても、エントリータイミングを引き上げさせそうだ。
物色の流れとしてはハイテク株への資金流入が意識されやすいほか、配当志向の物色についても、強まりやすいとみておきたい。