Liz Hampton
[ヒューストン 21日 ロイター] - 米電力大手首脳らは21日、当地で行われた業界会合で、米政府は送電インフラ整備など再生可能エネルギー事業の認可手続きを迅速化する必要があると訴えた。
米電力大手NRGのコーベン暫定最高経営責任者(CEO)は、送電網の相互接続について「極めて深刻な問題」と指摘。カリフォルニア州などでは、テキサス州よりも認可手続きを進めることが難しいと強調した。
電力大手AESコーポレーションのグラスキーCEOは、規制上の制約が少ない州は再生エネルギー事業への投資を誘致でき、勝者になれると強調した。
調査会社デロイトのリポートによると、政府統計では、今年の再生エネルギーによる発電量は前年比17%増の42ギガワットと、全体の約4分の1に達する見通し。