*10:03JST 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は強含み、ソブリン格付け見通しの引き上げが改めて好感
【ブラジル】ボベスパ指数 122098.09 -0.50%
休み明けとなる31日のブラジル株式市場は3日続落。
主要株価指数のボベスパ指数は前日比609.19ポイント安(-0.50%)の122098.09で引けた。
日中の取引レンジは121928.86-122837.28となった。
朝方はプラス圏を回復する場面もあったが、その後は再び売りに押された。
原油価格の下落が資源セクターの売り手掛かり。
また、通貨レアル安の進行もブラジル株の圧迫材料となった。
ほかに、ボベスパ指数が引き続き過去最高値水準で推移しており、過熱感から利益確定売り圧力が強まった。
【ロシア】MOEX指数 3217.19 -1.98%
31日のロシア株式市場は続落。
主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比64.99ポイント安(-1.98%)の3217.19ポイントで引けた。
日中の取引レンジは3211.19-3270.01となった。
売りが先行した後は狭いレンジでもみ合った。
利上げ懸念の高まりが圧迫材料。
ロシア中央銀行は翌週の政策金利決定会合では、利上げに踏み切ると警戒されている。
また、原油価格の下落も資源セクターの売り手掛かり。
ほかに、最近の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売りは強まった。
【インド】SENSEX指数 73961.31 +0.10%
31日のインドSENSEX指数は強含み。
前日比75.71ポイント高(+0.10%)の73961.31、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同42.05ポイント高(+0.19%)の22530.70で取引を終えた。
買いが先行した後は前日の終値近辺でもみ合った。
ソブリン格付け見通しの引き上げが改めて好感された。
また、前日の欧州市場の上昇も支援材料となった。
ほかに、外国人投資家(FII)が買い越しに転じたことがサポート材料。
FIIはこの日、3日ぶりの買い越しに転じた。
【中国本土】上海総合指数 3086.81 -0.16%
31日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比4.87ポイント安(-0.16%)の3086.81ポイントと続落した。
約1カ月ぶりの安値水準に落ち込んでいる。
製造業の成長鈍化が懸念される。
寄り付き直後に国家統計局などが発表した製造業購買担当者景気指数(PMI)は、4月の50.4から5月は49.5に低下した。
景況判断の境目となる50を3カ月ぶりに割り込んでいる。
朝方は嫌気する売りが限定されたものの、上値は重く、指数は後場途中からマイナスに転じた。
もっとも、下値を叩くような売りはみられない。
経済対策の期待感が相場を支えた。
市場の一部からは、「指標悪化で当局は経済対策を強める」との声も聞かれている。
休み明けとなる31日のブラジル株式市場は3日続落。
主要株価指数のボベスパ指数は前日比609.19ポイント安(-0.50%)の122098.09で引けた。
日中の取引レンジは121928.86-122837.28となった。
朝方はプラス圏を回復する場面もあったが、その後は再び売りに押された。
原油価格の下落が資源セクターの売り手掛かり。
また、通貨レアル安の進行もブラジル株の圧迫材料となった。
ほかに、ボベスパ指数が引き続き過去最高値水準で推移しており、過熱感から利益確定売り圧力が強まった。
【ロシア】MOEX指数 3217.19 -1.98%
31日のロシア株式市場は続落。
主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比64.99ポイント安(-1.98%)の3217.19ポイントで引けた。
日中の取引レンジは3211.19-3270.01となった。
売りが先行した後は狭いレンジでもみ合った。
利上げ懸念の高まりが圧迫材料。
ロシア中央銀行は翌週の政策金利決定会合では、利上げに踏み切ると警戒されている。
また、原油価格の下落も資源セクターの売り手掛かり。
ほかに、最近の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売りは強まった。
【インド】SENSEX指数 73961.31 +0.10%
31日のインドSENSEX指数は強含み。
前日比75.71ポイント高(+0.10%)の73961.31、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同42.05ポイント高(+0.19%)の22530.70で取引を終えた。
買いが先行した後は前日の終値近辺でもみ合った。
ソブリン格付け見通しの引き上げが改めて好感された。
また、前日の欧州市場の上昇も支援材料となった。
ほかに、外国人投資家(FII)が買い越しに転じたことがサポート材料。
FIIはこの日、3日ぶりの買い越しに転じた。
【中国本土】上海総合指数 3086.81 -0.16%
31日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比4.87ポイント安(-0.16%)の3086.81ポイントと続落した。
約1カ月ぶりの安値水準に落ち込んでいる。
製造業の成長鈍化が懸念される。
寄り付き直後に国家統計局などが発表した製造業購買担当者景気指数(PMI)は、4月の50.4から5月は49.5に低下した。
景況判断の境目となる50を3カ月ぶりに割り込んでいる。
朝方は嫌気する売りが限定されたものの、上値は重く、指数は後場途中からマイナスに転じた。
もっとも、下値を叩くような売りはみられない。
経済対策の期待感が相場を支えた。
市場の一部からは、「指標悪化で当局は経済対策を強める」との声も聞かれている。