💎 今日の市場で最も健全な企業をご覧ください始めましょう

日経平均株価は75日線水準での攻防に

発行済 2024-09-24 08:42
更新済 2024-09-24 08:45
© Reuters.
USD/JPY
-
JP225
-
*08:42JST 日経平均株価は75日線水準での攻防に  24日の日本株市場は、買い先行で始まった後はこう着感が強まる場面もありそうだが、押し目買い意欲の強さが意識されそうだ。
23日の米国市場はNYダウが61ドル高、ナスダックは25ポイント高だった。
9月のサービス業PMI速報値が予想を上回ったことを受けた長期金利の上昇で一時軟化したが、ソフトランディングを期待した買いや、米連邦準備理事会(FRB)高官が追加の大幅利下げも除外しない考えを示したため下値も限られ、終盤にかけて持ち直した。
シカゴ日経225先物清算値は大阪比585円高の38115円。
円相場は1ドル143円60銭台で推移している。


 日経平均株価はシカゴ先物にサヤ寄せする形から、買い先行で始まることになりそうだ。
日銀会合後の植田和男総裁は会見では、追加利上げに慎重と受け止められ、20日の取引終了後のナイトセッションで3万8000円を回復した。
円相場が一時1ドル144円台と円安に振れるなか、23日の祝日取引では一時38420円まで買われる場面もみられた。
その後は軟化する格好とはなったが、38090円で終えていることから、38000円水準での攻防が意識されやすいだろう。
日米の金融政策決定会合が通過したことで、積極的な売買を手控えてきた機関投資家においても買いを入れやすくなっただろう。


 また、先物にサヤ寄せる形から日経平均株価は75日線(3万8300円)水準を捉えてくる可能性がある。
8月の急落以降のリバウンドで9月2日には一時75日線を突破する場面もみられた。
結局は同線が抵抗線として意識される形だったこともあり、再び75日線を捉えてくる展開となれば、売り方の買い戻しの動きが強まる可能性があるだろう。

そのため、75日線接近では強弱感が対立するだろうが、売り仕掛け的な動きは避けておきたいところであり、押し目目値狙いのスタンスに向かわせそうだ。


 また、今週は3・9月期決算の配当落ちを迎える。
配当落ち分は日経平均株価で280円程度とみられている。
75日線水準を支持線として機能させてくるようだと、配当落ちを考慮して38000円が支持線として意識されやすい。
また、75日線を上回っての推移が続くようだと、9月2日の戻り高値39080円が射程に入ってくることが見込まれる。
物色としてはインデックスに絡んだ商いが中心になりやすく、指数インパクトの大きい値がさハイテク株の動向が注目される。
また、センチメントが改善傾向をみせるなか、グロース250指数の200日線突破の動きも期待されそうであり、個人主体の中小型物色も活発化しよう。

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます