[日本インタビュ新聞社] - ■18販売者を対象に、ワシントン州西部地区連邦地方裁判所に提訴
キヤノン<7751>(東証プライム)およびキヤノンU.S.A.は10月3日、アマゾンと共同で、米国アマゾンストアにおいてキヤノンのトナーカートリッジの模倣品を販売していたとされる18販売者を相手取り、商標権侵害訴訟をワシントン州西部地区連邦地方裁判所に提起したと発表。この法的措置は、長年にわたり高品質で信頼性の高い製品を提供してきたキヤノンが、顧客を模倣品の潜在的危険から守り、ブランドへの信頼を維持するための世界的な取り組みの一環である。
近年、電子商取引市場の急速な成長に伴い、ECサイト上での模倣品被害が増加している。この問題に対処するため、キヤノンとアマゾンは協力関係を築き、模倣品販売者への対抗措置実施と顧客保護に努めている。今回の共同訴訟は、両社の協力関係を示す具体的な行動として位置づけられる。
キヤノンの模倣品対策に関する詳細情報は、同社の知的財産関連ウェブサイトで公開されている。また、アマゾンの模倣品対策については、同社のブランドサービスウェブサイト(英語のみ)で確認することができる。両社は今後も、知的財産権の保護と顧客の利益を守るため、積極的な対策を講じていく姿勢を示している。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)