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【株式市場】前場の日経平均は241円高、朝高の後ダレるが「解散総選挙は買い」で石破銘柄など物色

発行済 2024-10-09 12:29
更新済 2024-10-09 12:35
【株式市場】前場の日経平均は241円高、朝高の後ダレるが「解散総選挙は買い」で石破銘柄など物色
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[日本インタビュ新聞社] - ◆日経平均は3万9178円70銭(241円16銭高)、TOPIXは2698.93ポイント(0.22ポイント安)、出来高概算(東証プライム)は8億8190万株、

 10月9日(水)前場の東京株式市場は、NY株式の全般反発に加え、きょう衆議院の解散が行われ総選挙に入るため「解散総選挙は買い」のジンクスも言われて買われる相場になった。米ハイテク株高を受けてアドバンテスト<6857>(東証プライム)が高値を更新など半導体関連株が買われ、石破新内閣の重点政策に関連して川重<7012>(東証プライム)、西松屋チェーン<7545>(東証プライム)、チェンジ<3962>(東証プライム)などが上げ、セブン&アイHD<3382>(東証プライム)はカナダ社からの新たな買収提案報道を受け一段高となった。日経平均は447円高で始まり、直後に518円74銭高(3万9456円28銭)まで上げた後は円相場が強含んだため値を消し気味に推移。前引は上げ幅200円台で堅調だった。TOPIXは小安くなった。

 リクルートHD<6098>(東証プライム)が一段高の上場来高値に進み旅行誌「じゃらん」休刊を受け事業の選択と集中など好感。イオンディライト<9787>(東証プライム)は四半期決算と株主還元方針など好感されて急伸高値。ニチリョク<7578>(東証スタンダード)はFMヨコハマでの専用コーナー開始効果への期待などでスタンダード銘柄の値上がり率1位。オルトプラス<3672>(東証スタンダード)は新ゲームアプリが12月中旬の発売開始を前に盛況とされ急反発。テンダ<4198>(東証スタンダード)は第1四半期の大幅増益や業務提携が好感され高値更新。アプリックス<3727>(東証グロース)は初配当に関する発表が好感され急伸しストップ高。

 東証プライム市場の出来高概算は8億8190万株、売買代金は1兆8439億円。プライム上場1645銘柄のうち、値上がり銘柄数は778銘柄、値下がり銘柄数は815銘柄。

 東証33業種別指数は13業種が値上がりし、小売り、サービス、情報通信、精密機器、医薬品、電気機器、化学、水産農林、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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