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個人投資家・有限亭玉介:首相は誰?与野党の攻防は?その裏で『あの国策銘柄』に資金集中か【FISCOソーシャルレポーター】

発行済 2024-11-10 10:00
更新済 2024-11-10 10:15
© Reuters.
*10:00JST 個人投資家・有限亭玉介:首相は誰?与野党の攻防は?その裏で『あの国策銘柄』に資金集中か【FISCOソーシャルレポーター】 以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「有限亭玉介」氏(ブログ:儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」)が執筆したコメントです。
フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。


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※2024年11月5日15時に執筆

衆議院選挙を経て日経平均は大きく値上がりしましたな。
それでも10月末には値を下げましたねぇ。
日米両国で国のトップが変わり、株式市場の見通しは依然として不透明です。
世界中の投資家は未来をどのように予想しているのか注視したいです。


改めまして株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。


先の衆議院選挙にて自民党が大きく議席数を減らした事で、石破首相の責任が問われているようです。
本人は辞任する意向はないようですが、小泉進次郎氏は選挙対策委員長を辞任していますからねぇ…。
選挙前は「国民に信を問う」と言っていたのに、このような結果になったら責任を取らないという事はまかり通るのでしょうか。


今後のスケジュールとしては、11月11日の特別国会で首相指名選挙が行われる方針です。
それによって石破首相の進退が決まる事になります。
自民党が大敗した衆議院選挙後に日経平均が上昇したのは、石破首相の辞任を期待した上昇だと感じておりました。
しかし、続投するとなれば日本株の相場が変わるかもしれません。


日銀の金融政策に関しては、政策に変更はなく利上げをする事しか眼中に無いようです。
石破政権は前評判通り経済分野に疎く、円安を口実に日銀はほぼ財務省の意向通りに利上げを実行していくと思われます。


日本の政治が今のところ株式市場にポジティブではないとわかれば、米国経済に注目がシフトしていくかもしれません。
米FRBの利下げ機運も高まっていますからねぇ…。
日本の首相が誰になるにせよ、国策の半導体関連やデータセンター、原子力などのテーマには注目し続けていきたいところです。


さて、そうなるとまずご紹介しておきたいのが原子力関連から四国電力 (TYO:9507)です。
10月29日の決算発表で上方修正すると、一気に動意しましたな。
25日線・75日線を上抜いた後は上昇トレンドを形成できるか注視しております。


こちらも原子力関連の高田工業所 (TYO:1966)は、10月30日に上方修正を発表しましたな。
プラント中堅の同社は、エネルギープラントや半導体製造装置向けでも思惑があります。
PER・PBRは割安で、11月6日の決算発表後にチャート(日足)が上昇トレンドを形成できるか監視中。


半導体関連からはディスコ (TYO:6146)をチェックです。
米半導体製造装置メーカーのラムリサーチの好決算を受けて、同社を含む日本の代表的な半導体関連銘柄が物色され始めた模様。
AI用半導体需要により研削や研磨などHBM(広帯域メモリー)向けの精密加工装置が好調で、底値からじわじわと下値を切り上げております。


10月29日に上方修正を発表した日本電子 (TYO:6951)は、円安や理科学・計測機器が業績寄与しました。
25日線・75日線を上回って、上昇トレンドを形成できるか…。
25年3月期は過去最高益となる見通しです。


半導体関連として物色されているローツェ (TYO:6323)も25年2月期が過去最高益となる予想で、底値から反発を確認しました。
中国向けの半導体関連装置が好調で、米大統領選後もこの業績を維持できるか注視したいですねぇ。


最後も半導体関連からTOWA (TYO:6315)です。
樹脂封止装置が主力の同社は、海外売上比率が9割で円安メリットを大いに受けておりますな。
長らく下落トレンドが続いておりましたが、底を打ってトレンド転換するか。


さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」を紹介しています。
お暇があれば覗いてみてやってください。
愛猫「アル」と共にお待ち申し上げております。


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執筆者名:有限亭玉介
ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず

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