ジョンソン・エンド・ジョンソンは本日、売上高と利益がウォール街の予想を上回り、第2四半期決算を発表した。その主な要因は、がん治療薬ダルザレックスや乾癬治療薬ステラーラなどの好調な医薬品売上によるものだ。
売上高は224億ドルで、予想の223億ドルをわずかに上回った。調整後の利益は1株当たり2.82ドルに達し、予想の2.70ドルを上回った。ステラーラの売上高は3.1%増の28.9億ドルで、予想の27.7億ドルを上回った。一方、ダルザレックスの売上高は18.4%増の28.8億ドルとなり、アナリスト予想の28.6億ドルとほぼ一致した。
ジョンソン・エンド・ジョンソンは、これらの好調な業績を踏まえ、2024年の総売上高見通しを修正し、892億ドルから896億ドルと、前回予想の887億ドルから891億ドルから顕著な伸びを見込んでいる。しかし、一株当たり年間予想額は、従来の10.60ドルから10.75ドルから、10ドルから10.10ドルに下方修正された。
この修正には、業績改善による5セント増と、最近の買収、特に心臓医療機器会社ショックウェーブの130億ドルでの買収によるコスト関連68セント減が含まれる。
今年はジョンソン・エンド・ジョンソンのM&Aが活発で、5月には総額21億ドルで実験的な皮膚疾患治療薬を買収した。
ジョンソン・エンド・ジョンソンの医療技術事業の売上高は2.2%増の79億6,000万ドルで、伸びはあったもののアナリスト予想の81億7,000万ドルを下回った。
今後の見通しとして、ステラーラは早ければ2025年にもバイオシミラー医薬品との競争に直面すると予想されている。アナリストらは、ステラーラの売上高は今年100億ドルを超えると予測しているが、今後の競合により2025年には70億ドル程度まで減少する可能性があると予想している。
J&Jの最高財務責任者(CFO)であるジョー・ウォルク氏は、今後3ヶ月以内にステラーラの2025年に向けた米国での保険適用を確保できると自信を示し、予想される競合にもかかわらず医薬品分野での成長へのコミットメントを強調した。
ダルザレックスはジョンソン・エンド・ジョンソンにとって引き続き好調で、アナリストは今年の売上高が110億ドルを超えると予測している。もう一つのがん治療薬イムブルビカは、前年同期比8.5%減にもかかわらず、売上高は7億7000万ドルと予想を上回った。
同社のがん細胞治療薬であるカーヴィクティの売上高は1億8600万ドルで、予想の2億100万ドルをわずかに下回ったものの、前年を60%近く上回った。ジョンソン・エンド・ジョンソン社は、ニュージャージーとベルギーにある施設でCarvyktiの生産能力を増強し、需要に応えるべく積極的に取り組んでいる。
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