モスクワ発-ウクライナが6日にロシアのクルスク地方を攻撃したことを受け、火曜日の取引でロシア・ルーブルは対ドルで10カ月ぶりの安値まで大幅に下落した。この最初の下落にもかかわらず、ルーブルはその日のうちに取引開始時の水準まで回復した。
ロンドン証券取引所グループ(LSEG)のデータによると、火曜日の1500GMTまでに、ルーブルは1ドル=90.99で横ばいとなった。ルーブルは対ドルで96.60まで下落し、2023年10月20日以来の最安値を記録した。攻撃開始以来、ルーブルは6.2%下落している。
6月12日にモスクワ取引所とその清算機関である国立清算センターに課された欧米の制裁により、主要通貨の取引は大部分が店頭市場に移行し、価格データの透明性が低下している。このような状況にもかかわらず、モスクワ取引所のルーブル・ドル先物1日物は0.4%安の89.60だった。前日は2.5%の下落だった。
店頭市場のデータを使って計算されるロシア中央銀行の公式為替レートは月曜日、1ドル=89.93円に設定された。
ルーブルの価値は、原油価格の上昇や中央銀行と財務省による毎日の人民元売りの増加にもかかわらず、ドルとユーロの両方に対して下落し続けている。火曜日の1500GMTの時点で、ルーブルはモスクワで最も取引されている外貨である中国元に対して1.3%安の12.07まで下落した。6月24日以来の安値となる1元=12.11元を記録した。
LSEGのデータによると、対ユーロではルーブルは0.2%安の99.70だった。中央銀行の公式為替レートは1ユーロ=96.69ルーブルだった。
商品市場では、ロシアの主要輸出品であるブレント原油が1バレル81.24ドルと1.0%下落した。
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