JPモルガン・チェース・アンド・カンパニーは、今後18ヶ月以内にカナダの資産運用チームを最大20名増員する計画であると、火曜日に上級幹部が発表しました。この成長戦略は、カナダの利回り重視の投資家向けに2つのアクティブ運用型上場投資信託（ETF）を導入するのと同時に進められます。
J.P.モルガン・アセット・マネジメントのカナダ事業責任者であるトラビス・ヒューズ氏は、これらのETFを発表し、同社がカナダの個人投資家向けにETF戦略を初めて提供することを明らかにしました。ヒューズ氏は、同行がアクティブ運用型ETFに戦略的に注力していることを強調し、カナダ市場での投資信託やその他の商品の立ち上げは予定していないと述べました。
人材採用は主にトロントで行われますが、モントリオール、バンクーバー、カルガリーでもアナリストからディレクターまでの幅広いポジションを募集します。JPモルガン・チェース・アンド・カンパニーは、専門家市場からの採用に加えて、カナダの大学からも採用を行う予定です。
ヒューズ氏は、経済の不確実性や11月に迫る米国大統領選挙を考慮し、下落リスクに備えた資産の分散の重要性を強調しました。
JPモルガン・アセット・マネジメントのカナダにおける投資額は約400億ドルで、同社の世界全体の投資額3.3兆ドルの一部を占めています。
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