[日本インタビュ新聞社] - ■ディープテック株に再び脚光、新たな活躍の可能性
2025年新春相場は期待と懸念が交錯する幕開けとなりそうだ。高値更新を期待する一方、下値リスクが拭えない状況である。1月には米国でトランプ大統領の就任、日銀の金融政策決定会合、そしてFRBのFOMCと重要なイベントが相次ぐ。さらに、石破首相の訪米により日米首脳会談が実現すれば市場への影響は避けられない。不透明な要素として、トランプ大統領の政策が挙げられ、関税引き上げや移民規制、地政学リスクへの対応が市場の不安材料となる可能性が高い。
一方で、昨年の生成AI関連株やディープテック株の動きが示したように、技術革新が相場の支えとなる場面も予想される。市場はカネ余り状態が続いており、大崩れの可能性は低いとされるが、売買の方向感を見失う可能性もある。明日から新春相場が安定したスタートを切り、成長株が市場を牽引する展開を期待したい。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)