11時00分現在の日経平均株価は16800.30円(前日比301.54円高)で推移している。
24日の米国市場では、欧州株高や原油相場の上昇、好調な4月新築住宅販売件数などを受けてNYダウは213ドル高となった。
為替相場も1ドル=110円台まで円安方向に振れ、日経平均は外部環境の改善を好感して265円高からスタートした。
寄り付き後は狭いレンジでこう着感の強い展開が続いたが、前場後半に入り強含みとなり16800円台を回復している。
ここまでの東証1部売買代金は概算で7500億円となっている。
個別では、トヨタ自 (T:7203)、三菱UFJ (T:8306)、ソフトバンクグ (T:9984)、みずほ (T:8411)、NTT (T:9432)など売買代金上位は全般堅調。
ファーストリテ (T:9983)は4%近い上昇で指数をけん引している。
前日に今期業績見通しを発表したソニー (T:6758)は7%高で推移しており、「8K」映像の伝送実験に成功したと発表したNTTドコモ (T:9437)やKDDI (T:9433)は3%超の上昇に。
東京海上 (T:8766)も5%高と上げ目立つ。
また、サイバーコム (T:3852)、山九 (T:9065)、西華産 (T:8061)などが東証1部上昇率上位となっている。
一方、小野薬 (T:4528)が3%安となっているほか、村田製 (T:6981)やアステラス薬 (T:4503)が軟調。
また、メニコン (T:7780)、日本トリム (T:6788)、アイスタイル (T:3660)などが東証1部下落率上位となっている。