■米国ではオレゴン州・ワシントン州に続きテキサス州にも拡大
積水ハウス<1928>(東証プライム)は6月10日、大きく出直って始まり、取引開始後は5%高の2419.5円(115.5円高)まで上げ、取引時間中としては今年4月5日以来の2400円台に復帰している。9日の15時30分に第1四半期連結決算と米国でのM&Aなどを発表し、米国事業の拡大などが好感されている。
第1四半期連結決算(2022年2~4月)は、売上高が前年同期比22%増加し、営業利益は同60%増加した。また、米国法人の孫会社が主体となり、米国テキサス州で戸建住宅事業を行うChesmar Homes,LLC、などの持分取得も発表した。積水ハウスグループは米国をはじめとする海外市場で2025年度に年間1万戸の供給を目標とし、米国では戸建住宅販売事業の展開エリアをオレゴン州・ワシントン州で行っている。このたびのM&Aによりテキサス州にも拡大することになる。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)