■NY株式:NYダウ133ドル安、金利高を警戒
米国株式市場は反落。
ダウ平均は113.36ドル安の34451.23ドル、ナスダックは292.51ポイント安の13351.08で取引を終了した。
金融決算を好感し、寄り付き後、上昇。
しかし、NY連銀のウィリアムズ総裁が5月連邦公開市場委員会(FOMC)での0.5%ポイントの利上げが理にかなった選択とするなど、利上げ加速を支持する姿勢を見せたため警戒感に売りが再燃し下落に転じた。
金利が一段と上昇しハイテク株も売られ相場全体のさらなる重しとなり、引けにかけ下げ幅を拡大。
セクター別では、耐久消費財・アパレル、エネルギーが上昇した一方、自動車・自動車部品や半導体・同製造装置が下落した。
銀行のシティグループ(C)や金融のモルガンスタンレー(MS)は1-3月期決算でトレーディング収入が予想を上回りそれぞれ収益全体を押し上げ軒並み上昇。
スポーツ用品ブランドのナイキ(NKE)は北米の需要が強く高インフレなどの逆風にも対応できるとアナリストが投資判断を引き上げ、上昇した。
また、コンピューターソリューションのIBM(IBM)もアナリストの投資判断や目標株価引き上げで、上昇。
電気自動車メーカーのテスラ(TSLA)はマスク最高経営責任者(CEO)が短文投稿サイトのツイッター(TWTR)に対し1株54.20ドルでの現金買収を提案したとの報を受け、同氏の保有株式売却の思惑に売られた。
ツィッターも同氏の提案を巡り取締役会の承認を得ることは困難との見方に投資判断引き下げなどが相次ぎ下落。
銀行のウェルズファーゴ(WFC)は1-3月期決算で費用が業績を圧迫し、収入が予想に満たず、下落。
マスク氏の提案にツィッターは敵対的買収防止策を講じると見られる。
Horiko Capital Management LLC
■NY為替:米長期金利反発でドル買い強まる
14日のニューヨーク外為市場でドル・円は、125円28銭から126円01銭まで上昇し、125円91銭で引けた。
NY連銀のウィリアムズ総裁が速やかな引き締めを支持したほか、4月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値は予想外に上昇したため米国債相場が反落。
10年債利回りが再び上昇したため、ドル買いに拍車がかかった。
ユーロ・ドルは1.0890ドルから1.0758ドルまで下落し、1.0832ドルで引けた。
欧州中央銀行(ECB)は14日開催の定例理事会で市場の予想通り政策金利据え置きを決定。
資産購入プログラムを第3四半期に終了する可能性が強まったと指摘したほか、量的緩和策の終了後しばらくして利上げに踏み切る方針を表明。
ラガルド総裁はその後の会見で、ウクライナ戦争が欧州経済に著しいリスクとなり、不透明性が非常に高いと慎重姿勢を強調。
また、量的引き締め(QT)に関する言及は時期尚早との見方で、米国経済とは相違すると述べ、早期利上げ観測の後退で、ユーロ売りが優勢となった。
ユーロ・円は136円61銭から135円52銭まで下落。
ポンド・ドルは1.3125ドルから1.3034ドルまで下落した。
ドル・スイスは0.9362フランから0.9433フランまで上昇した。
■NY原油:続伸で106.95ドル、供給不安は払しょくされず
NY原油先物5月限は、3日続伸(NYMEX原油5月限終値:106.95 ↑2.70)。
ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物5月限は、前営業日比+2.70ドルの106.95ドルで通常取引を終了した。
時間外取引を含めた取引レンジは102.12ドル-107.64ドル。
ニューヨーク市場の序盤に102.12ドルまで下げたが、ロシアとウクライナの戦争状態は長期化の様相を呈しており、供給不安は消えていないことから、まもなく反転し、107.64ドルまで買われた。
通常取引終了後の時間外取引では主に106ドル台で推移。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 37.57ドル -1.25ドル(-3.22%)
モルガン・スタンレー(MS) 84.76ドル +0.63ドル(+0.75%)
ゴールドマン・サックス(GS)321.64ドル -0.33ドル(-0.10%)
インテル(INTC) 45.67ドル -1.34ドル(-2.85%)
アップル(AAPL) 165.29ドル -5.11ドル(-3.00%)
アルファベット(GOOG) 2545.06ドル -60.66ドル(-2.33%)
フェイスブック(FB) 210.18ドル -4.81ドル(-2.24%)
キャタピラー(CAT) 227.81ドル +9.54ドル(+4.37%)
アルコア(AA) 87.77ドル +0.35ドル(+0.40%)
ウォルマート(WMT) 157.08ドル -0.14ドル(-0.09%)
米国株式市場は反落。
ダウ平均は113.36ドル安の34451.23ドル、ナスダックは292.51ポイント安の13351.08で取引を終了した。
金融決算を好感し、寄り付き後、上昇。
しかし、NY連銀のウィリアムズ総裁が5月連邦公開市場委員会(FOMC)での0.5%ポイントの利上げが理にかなった選択とするなど、利上げ加速を支持する姿勢を見せたため警戒感に売りが再燃し下落に転じた。
金利が一段と上昇しハイテク株も売られ相場全体のさらなる重しとなり、引けにかけ下げ幅を拡大。
セクター別では、耐久消費財・アパレル、エネルギーが上昇した一方、自動車・自動車部品や半導体・同製造装置が下落した。
銀行のシティグループ(C)や金融のモルガンスタンレー(MS)は1-3月期決算でトレーディング収入が予想を上回りそれぞれ収益全体を押し上げ軒並み上昇。
スポーツ用品ブランドのナイキ(NKE)は北米の需要が強く高インフレなどの逆風にも対応できるとアナリストが投資判断を引き上げ、上昇した。
また、コンピューターソリューションのIBM(IBM)もアナリストの投資判断や目標株価引き上げで、上昇。
電気自動車メーカーのテスラ(TSLA)はマスク最高経営責任者(CEO)が短文投稿サイトのツイッター(TWTR)に対し1株54.20ドルでの現金買収を提案したとの報を受け、同氏の保有株式売却の思惑に売られた。
ツィッターも同氏の提案を巡り取締役会の承認を得ることは困難との見方に投資判断引き下げなどが相次ぎ下落。
銀行のウェルズファーゴ(WFC)は1-3月期決算で費用が業績を圧迫し、収入が予想に満たず、下落。
マスク氏の提案にツィッターは敵対的買収防止策を講じると見られる。
Horiko Capital Management LLC
■NY為替:米長期金利反発でドル買い強まる
14日のニューヨーク外為市場でドル・円は、125円28銭から126円01銭まで上昇し、125円91銭で引けた。
NY連銀のウィリアムズ総裁が速やかな引き締めを支持したほか、4月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値は予想外に上昇したため米国債相場が反落。
10年債利回りが再び上昇したため、ドル買いに拍車がかかった。
ユーロ・ドルは1.0890ドルから1.0758ドルまで下落し、1.0832ドルで引けた。
欧州中央銀行(ECB)は14日開催の定例理事会で市場の予想通り政策金利据え置きを決定。
資産購入プログラムを第3四半期に終了する可能性が強まったと指摘したほか、量的緩和策の終了後しばらくして利上げに踏み切る方針を表明。
ラガルド総裁はその後の会見で、ウクライナ戦争が欧州経済に著しいリスクとなり、不透明性が非常に高いと慎重姿勢を強調。
また、量的引き締め(QT)に関する言及は時期尚早との見方で、米国経済とは相違すると述べ、早期利上げ観測の後退で、ユーロ売りが優勢となった。
ユーロ・円は136円61銭から135円52銭まで下落。
ポンド・ドルは1.3125ドルから1.3034ドルまで下落した。
ドル・スイスは0.9362フランから0.9433フランまで上昇した。
■NY原油:続伸で106.95ドル、供給不安は払しょくされず
NY原油先物5月限は、3日続伸(NYMEX原油5月限終値:106.95 ↑2.70)。
ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物5月限は、前営業日比+2.70ドルの106.95ドルで通常取引を終了した。
時間外取引を含めた取引レンジは102.12ドル-107.64ドル。
ニューヨーク市場の序盤に102.12ドルまで下げたが、ロシアとウクライナの戦争状態は長期化の様相を呈しており、供給不安は消えていないことから、まもなく反転し、107.64ドルまで買われた。
通常取引終了後の時間外取引では主に106ドル台で推移。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 37.57ドル -1.25ドル(-3.22%)
モルガン・スタンレー(MS) 84.76ドル +0.63ドル(+0.75%)
ゴールドマン・サックス(GS)321.64ドル -0.33ドル(-0.10%)
インテル(INTC) 45.67ドル -1.34ドル(-2.85%)
アップル(AAPL) 165.29ドル -5.11ドル(-3.00%)
アルファベット(GOOG) 2545.06ドル -60.66ドル(-2.33%)
フェイスブック(FB) 210.18ドル -4.81ドル(-2.24%)
キャタピラー(CAT) 227.81ドル +9.54ドル(+4.37%)
アルコア(AA) 87.77ドル +0.35ドル(+0.40%)
ウォルマート(WMT) 157.08ドル -0.14ドル(-0.09%)