ブラックフライデーセール!大割引をInvestingProで最大60%割引開催中

イルイミューン・バイオテック、タカラバイオと固形がん治療薬NIB103の共同開発契約締結

発行済 2024-09-26 08:58
更新済 2024-09-26 09:05
© Reuters.  イルイミューン・バイオテック、タカラバイオと固形がん治療薬NIB103の共同開発契約締結

[日本インタビュ新聞社] - ■年間6万人の固形がん患者を対象、海外展開権はノイルイミューンが保持

 ノイルイミューン・バイオテック<4893>(東証グロース)は9月25日、タカラバイオ<4974>(東証プライム)と固形がん治療薬NIB103の共同開発契約を締結したと発表。NIB103は、ノイルイミューン独自のPRIME技術を搭載したCAR-T細胞療法で、トリプルネガティブ乳がんや大腸直腸がんなどを標的とする。タカラバイオは国内での治験用製品および商業用製品の製造を独占的に担当し、ノイルイミューンは開発業務と販売を担う。

 同提携により、ノイルイミューンは国内におけるNIB103の製造体制を確立し、開発の効率化と加速化を図る。対象患者数は日本で年間約6万人、世界では約36.7万人と想定される。海外での開発・製造・販売権はノイルイミューンが保持する。PRIME技術は、CAR-T細胞にインターロイキン-7とCCL19を産生させ、がんに対する治療効果を向上させる可能性を持つ。

 ノイルイミューン・バイオテックはアカデミア発のバイオテック企業で、固形がんに対する次世代がん免疫療法の実用化を目指している。タカラバイオは遺伝子工学・細胞工学分野のリーディングカンパニーで、再生・細胞医療・遺伝子治療分野のCDMOとしても事業展開している。両社の強みを生かした同提携により、革新的ながん治療法の開発が進展すると期待される。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます