欧州市場でドル・円は109円60銭台と、伸び悩む展開。
18時に発表されたユーロ圏の鉱工業生産は予想通り一段と落ち込み、ドイツのZEW景気期待指数は予想外のマイナス転落となり、ユーロ・円が軟化。
ドル・円はそれに連動した値動きとなった。
一方、欧州株高や米株式先物の堅調地合いでドル買い・円売り基調は継続しており、目先もドル・円の急落は想定しにくい。
なお、17時半の英1-3月のILO失業率は低下したが、週平均賃金や雇用者数の伸びが鈍化し、ポンド相場への影響は中立的になっているもよう。
ここまでの取引レンジは、ドル・円は109円60銭から109円69銭。
ユーロ・円は123円19銭から123円33銭、ユーロ・ドルは1.1237ドルから1.1244ドルで推移。