🐦 早起き鳥は 有望株を割安で見つけることができます。最大55%引きでInvestingProをブラックフライデーに手に入れましょう特別セールを請求する

欧米為替見通し:ポンド・ドルは上値重い、明日の英GDP見極め

発行済 2017-01-25 17:25
更新済 2017-01-25 17:33
欧米為替見通し:ポンド・ドルは上値重い、明日の英GDP見極め
今日の欧米外為市場では、ポンド・ドルは上値の重い値動きを予想したい。
欧州連合(EU)離脱手続きに議会承認が必要との英最高裁判決を受け、ポンド買いが入りやすい見通し。
ただ、「ハード・ブレグジット」懸念は残されており、明日発表の英・10-12月期国内総生産(GDP)を見極める展開となりそうだ。
ドル・円は目先112円50銭から114円00銭辺りでのもみ合い継続か。


英最高裁判所は24日、英国のEU離脱手続きに関し議会の承認が必要との判断を示した。
判決は予想通りとなり、「ハード・ブレグジット」への過度な警戒は和らいだことで市場に安心感を与えた。
ポンド・ドルは前日の海外市場で調整後に、1.2420ドル付近から1.2540ドル付近まで切り返した。
今日のアジア市場でも、手がかり材料が乏しいなか1.2500ドル台で下げ渋る展開が続いている。


一方、ドルに関しては、トランプ政権の政策運営への期待と不安が交錯し、買いづらい見通し。
ノースダコタ州でのパイプライン建設による雇用創出などはドル買い材料。
逆に、メキシコ国境の壁建設や、中東・アフリカの特定の国からの米国への入国制限に関し、大統領令に署名する方針は嫌気されやすい。
このため、前日の米株高・長期金利上昇を背景に買われたドルを調整する動きが見込まれ、ややポンド選好地合いとなりそうだ。


ただ、ある市場筋は英国経済に関し「ハード・ブレグジットは払しょくされず、懸念材料の1つであることに変わりはない」と指摘。
明日18時半発表の英・10-12月期GDPは前期比では+0.5%、前年比で+2.1%と、いずれも前回からやや鈍化が見込まれている。
本日はGDP見極めとして、ポンドの積極的な買いが手控えられる可能性もあろう。
(吉池 威)

【今日の欧米市場の予定】
・18:00 独・1月IFO企業景況感指数(予想:111.3、12月:111.0)
・21:00 米・MBA住宅ローン申請指数(先週)(前回:+0.8%)
・23:00 米・11月FHFA住宅価格指数(前月比予想:+0.4%、10月:+0.4%)
・03:00 米財務省5年債入札(340億ドル)
・ブラジル株式市場は休場(サンパウロ市政記念日)



最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます