[ロンドン 21日 ロイター] - 暗号資産(仮想通貨)のビットコインが21日の取引で約10%急落し、10日ぶり安値に沈んだ。市場では米国の規制強化が懸念されているという。
一時3万1283ドルまで下げ、直近では約10%安の3万1900ドル。8日に付けた4万2000ドルの最高値から約25%下落した。
ビットコインを巡っては、バブル懸念が出ているほか、バイデン米新政権が仮想通貨の規制を強める可能性が重しになっていると指摘するトレーダーもいる。
次期財務長官に指名されたイエレン前米連邦準備理事会(FRB)議長は19日の承認公聴会で、仮想通貨が違法行為の資金調達に使われる恐れがあると懸念を示した。