スイス拠点のフード大手ネスレとフランスの小売大手カルフールは、IBMと提携し、同社のブロックチェーン技術を利用してマッシュポテト商品の追跡をする。同3社が4月15日にプレスリリースで発表した。
ネスレとカルフールは、IBMのブロックチェーン基盤の食品追跡ネットワーク「フード・トラスト」のメンバー。両者はフランスの即席マッシュポテトの有名ブランドMouslineの追跡を開始。消費者はQRコードを使って商品情報を知ることができるといい、「商品のパッケージ上のQRコードで自分のスマートフォン上の安全なプラットフォームでサプライチェーンの情報にアクセスでき、ポテトの種類から製造場所や日時、品質管理、店頭に並ぶまでの保存期間や場所などを知ることができる」としている。
先日、米国の食品ドラッグチェーンのアルバートソンズもIBMとの提携を発表していた。