■アウトドア・スポーツ関連が好調で半袖&夏物衣料も延びる
ワークマン<7564>(東証スタンダード)は6月2日、時間とともに上げ幅を広げ、午前10時30分過ぎには6%高の4890円(290円高)まで上げて出直りを強めている。1日の15時に5月の月次前年比速報を発表し、チェーン全店売上高が前年同月比109.5%(既存店売上高は同102.3%)となったことなどが好感されている。
5月は出店2店舗、退店なし。大型連休に合わせ、キャンプギアやアスレシューズなどアウトドア・スポーツ関連商品が好調に推移した。また、気温の上昇に伴い、半袖Tシャツや夏物レディース衣料が売上を伸ばした。
発表済みの2022年3月期連結決算は、「収益認識に関する会計基準」を適用したため前期比増減率の表示を差し控えたが、金額を単純比較すると売上高は前期を9.9%上回り、営業利益は同11.9%、当期純利益は同7.4%上回った。新会計基準がプラスに働く構造になっている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)