タカショー (T:7590)は24日、2017年1月期第3四半期（16年1-10月）決算を発表。 売上高が前年同期比5.5％減の133.82億円、営業利益が同28.2％減の5.69億円、経常利益が同91.5％減の0.63億円、四半期純損失が0.26億円の赤字だった。
プロユース部門では、アルミ製人工木「エバーアートウッド」を用いたユニットフェンスや「アートフェンス」シリーズの販売が順調に推移。
これらを構成する部材である「エバーアートウッド」がガーデンエクステリアとして使用されることから販売が順調に推移している。
アルミ複合板「エバーアートボード」の販売も順調に推移し、人工強化竹垣などの和風関連商品においては販売強化を図った事が奏功し前年同期比で売上が増加した。
また、夜の庭を演出する「光」のプロを養成することを目的とし発足された同社認定制度である「エクステリア＆ガーデンライティングマイスター制度」認定者の拡大を図ったことで、LEDライトなどの照明機器の販売も堅調に推移した。
ホームユース部門では、ホームユース部門では、デッキ関連商品などの新商品を投入したことにより販売が増加したものの、天候不順の影響を受けている。
海外展開では、前年より新規連結となった販売子会社が順調に売上を伸ばしたが、ヨーロッパの異常気象の影響や不採算販売先の整理を行ったことなどが影響している。
17年1月期通期については、売上高が前期比1.6％減の175.70億円、営業利益が同3.1％減の7.00億円、経常利益が同58.0％減の2.51億円、当期純利益が同52.3％減の1.15億円とする8月に修正した計画を据え置いている。
通期計画に対する第3四半期営業利益の進捗率は81.3％となる。