5日のドル・円相場は、東京市場では124円27銭から124円48銭で推移。
欧米市場でドルは一時125円01銭まで上昇し、124円89銭で取引を終えた。
本日6日のドル・円は主に124円台後半で推移か。
9月利上げ観測は後退していないことから、ドルは底堅い動きを続ける見込み。
5日発表された7月の米ADP雇用統計は前月比+18.5万人で市場予想の+21.5万人程度を下回った。
6月実績は+23.7万人から+22.9万人に修正された。
しかしながら、7月の非製造業ISM景況指数(総合)が市場予想を大幅に上回ったことで9月利上げ観測は後退しなかった。
7月の非製造業ISM景況指数における雇用指数は6月の52.7から59.6に上昇したが、7月のADP雇用統計は6月実績を下回っている。
2015年におけるADP雇用統計の雇用者増加数は2014年のペースを下回っており、一部の市場関係者は「民間部門における雇用創出は昨年がピーク、雇用の伸びはこれから少しずつ鈍化していく」と指摘している。
7日に発表される7月の非農業部門雇用者数は+22.5万人程度と予想されているが、参考指標となる7月ADP雇用統計は予想を下回っており、非農業部門雇用者数は20万人程度の増加にとどまる可能性がある。
ただし、20万人程度の増加でも9月利上げ観測が大幅に後退することはないとの声が聞かれており、短期的にはドルは主要通貨に対して底堅い動きを続けるものとみられている。
欧米市場でドルは一時125円01銭まで上昇し、124円89銭で取引を終えた。
本日6日のドル・円は主に124円台後半で推移か。
9月利上げ観測は後退していないことから、ドルは底堅い動きを続ける見込み。
5日発表された7月の米ADP雇用統計は前月比+18.5万人で市場予想の+21.5万人程度を下回った。
6月実績は+23.7万人から+22.9万人に修正された。
しかしながら、7月の非製造業ISM景況指数(総合)が市場予想を大幅に上回ったことで9月利上げ観測は後退しなかった。
7月の非製造業ISM景況指数における雇用指数は6月の52.7から59.6に上昇したが、7月のADP雇用統計は6月実績を下回っている。
2015年におけるADP雇用統計の雇用者増加数は2014年のペースを下回っており、一部の市場関係者は「民間部門における雇用創出は昨年がピーク、雇用の伸びはこれから少しずつ鈍化していく」と指摘している。
7日に発表される7月の非農業部門雇用者数は+22.5万人程度と予想されているが、参考指標となる7月ADP雇用統計は予想を下回っており、非農業部門雇用者数は20万人程度の増加にとどまる可能性がある。
ただし、20万人程度の増加でも9月利上げ観測が大幅に後退することはないとの声が聞かれており、短期的にはドルは主要通貨に対して底堅い動きを続けるものとみられている。