[ストックホルム 10日 ロイター] - スウェーデンの通信機器大手エリクソン (ST:ERICb)は10日、リストラ費用を除いたEBITA(利払い・税・償却前利益)利益率について、2022年以降15─18%を目標にすると発表した。
エリクソンは発表文で、ソフトウェア販売などによる粗利益率の改善と成長が長期目標を達成する上で土台となると説明した。
2022年の全体の利益率目標は12─14%で据え置く一方で、ネットワーク事業については各国の通信事業者が次世代通信規格「5G」の導入を進めてることから目標を15─17%から16─18%に引き上げた。デジタルサービス部門は10─12%から4─7%へ引き下げた。
1─9月のEBITA利益率は11.1%で、10%以上としていた2020年の目標を達成する軌道にある。
エリクソンはまた長期のフリーキャッシュフロー目標を売上高の9─12%とした。
2021年の目標は示していない。 OLJPTEC Reuters Japan Online Report Technology News 20201110T095453+0000