[パリ 21日 ロイター] - 米アルファベット傘下のグーグルは21日、インターネット上に掲載する記事への対価支払いを巡り、フランスの出版社団体と基本合意したと発表した。欧州でこの種の合意が成立するのは初めて。
グーグルと仏出版社団体APIGが交わした合意によると、1日あたりに掲載する記事の本数や1カ月あたりのアクセス数、「政治的・一般的情報の提供」に関する条件が設けられる。
金銭面での条件は明らかにしていない。
報道各社はこれまでグーグルに、インターネット上への記事の一部転載に対し使用料の支払いを求めてきた。