[25日 ロイター] - 米ツイッターは25日、偽情報拡散防止策として、一般ユーザーが事実と違うとみなした投稿に注釈を付け、何が問題かを説明できるようにする「バードウオッチ」と呼ぶ新たな仕組みを試験的に導入したと発表した。
バードウオッチはツイッターとは別の専用サイトで運営され、対象地域は米国に限定。注釈を目にするのはバードウオッチのサイトのみで、注釈はバードウオッチ参加者が相互に評価付けできる。
ツイッターのプロダクト担当バイスプレジデント、キース・コールマン氏は、多様なバードウオッチ貢献者の合意形成が進んだ時点で、最終的には世界中のツイッター閲覧者が、投稿と注釈が直接リンクする形で見られるようにしていきたいと説明した。
またコールマン氏は、このようなコミュニティーの意見を集約する仕組みには、特定集団に言論を支配される危険性など幾つかの課題があると指摘。それでも「試す価値があるモデルだとわれわれは信じている」と述べた。