[26日 ロイター] - 米通信大手ベライゾン・コミュニケーションズが26日に発表した2020年第4・四半期決算は、競合との競争激化に伴い月額払い(ポストペイド)契約者数が予想に届かなかった。
ポストペイド契約者数は27万9000人増。調査会社ファクトセットのアナリスト予想平均は44万3100人増だった。
新型コロナウイルス禍による経済的不安から、消費者は支出の見直しを迫られているほか、第5世代(5G)移動通信時代の到来で、各社のサービスを選別する動きが強まっているという。
総営業収入は0.2%減の347億ドル。リフィニティブのアナリスト予想平均は344億3000万ドル。
純利益は47億2000万ドル(1株当たり1.11ドル)と、前年同期の52億2000万ドル(同1.23ドル)から減少した。