[28日 ロイター] - 米アップルは28日、iPhone向けの追跡型広告を巡るプライバシー保護強化機能について、「春先」にも導入する方針を示した。
これは、外部企業が運営するアプリやウェブサイトに対し、利用者を追跡する場合は許諾を求めるポップアップ通知の表示を義務付けるもの。デジタル広告の専門家は、大半の利用者が追跡に同意しないと予想している。
アップルはこの方針を昨年6月に示したが、9月に適用延期を表明。広告出稿企業に準備期間が必要だとしていた。
フェイスブックは、この方針により収入に影響がでるとしている。
米アルファベット傘下のグーグルは、地図サービス「グーグルマップ」や動画投稿サイト「ユーチューブ」など自社のiPhoneアプリでアップルの追跡ツール使用を停止すると発表。自社アプリでのポップアップ通知を回避する。 OLJPTEC Reuters Japan Online Report Technology News 20210128T071409+0000