[香港 4日 ロイター] - 中国の電子商取引大手アリババ・グループは4日、50億ドル規模のドル建て債発行計画で価格のイニシャルガイダンスを設定した。ロイターが入手したタームシートで明らかになった。
イニシャルガイダンスは10年物が米10年債+130ベーシスポイント(bp)、20年債が米20年債+140bp。
このほか30年債と40年債も発行予定。
関係筋によると、最終的な発行価格は4日中に設定される見込み。
アリババの創業者、馬雲(ジャック・マー)氏は昨年10月、中国の規制制度を批判し、規制当局はアリババへの監視を強化した。今回の起債は、アリババに対する投資家心理を垣間見る機会となる。