[8日 ロイター] - 米国のオンライン掲示板サービス「レディット」は8日、新たな資金調達ラウンドで2億5000万ドル以上を調達したと明らかにした。これにより、同社の評価額は60億ドルに達した。
2019年2月の資金調達ラウンドでは評価額は30億ドルだった。
米市場では最近、個人投資家が集まるレディットの人気フォーラム「ウォールストリートベッツ」で取り上げられた米ゲーム販売大手ゲームストップなど一部銘柄の株価が乱高下する事態が起き、当局が対応を協議した。
レディットはブログで「ビデオ、広告、消費財、海外市場への進出を含め、レディットに戦略的な投資を行う適切な機会だと判断した」と説明した。
米紙ウォール・ストリート・ジャーナルによると、レディットのホフマン最高経営責任者(CEO)は「現在のバリュエーションは極めて高い。資金調達の機会があるときにそうして損はない。レディットのここ1年の業績は素晴らしかった」と語った。
レディットの1日当たりのアクティブユーザーは5000万人以上。直近の四半期の広告収入は前年同期比90%増加したという。