[ワシントン 9日 ロイター] - 中国通信機器大手の華為技術(ファーウェイ)は8日、米連邦通信委員会(FCC)が同社を米通信網に対する安全保障上の脅威と認定したことを巡り、米連邦高裁に提訴した。
FCCは昨年6月、ファーウェイと中興通訊(ZTE)を安全保障上の脅威と認定し、両社から米企業が政府補助金を利用して通信機器を購入することを禁止。12月には決定再考を求めたファーウェイの申し立てを退けた。
ファーウェイは高裁への文書で、FCCの命令が法的権限を超え、連邦法と憲法に違反しているほか、恣意的で気まぐれなどと非難した。