[アムステルダム 22日 ロイター] - オランダ政府は、将来のインフラ整備や教育関連プロジェクトに融資するための新たな投資ファンドに数十億ユーロ拠出することを検討している。政府に近い関係筋が22日、明らかにした。
オランダ紙テレグラフはこれに先立ち、政府筋の話として、ファンド向けに最大500億ユーロ(550億ドル)の借り入れを検討すると伝えていた。
関係筋が匿名を条件にロイターに明らかにしたところによると、政府が2020年予算案の内容を詰めている中、ファンド計画は依然検討中であり、投資額は変わる可能性がある。
連立政権は、ファンドの数年にわたる責任ある利用を保証する方策を模索しており、インフラや科学、テクノロジーといった長期プロジェクトに重点を置いているという。
政府は9月17日に来年の予算案を発表する。 OLJPWORLD Reuters Japan Online Report World News 20190822T100025+0000